土地選びのコツ 3/5
土地の形状について②


前回では下の図の南道路に面した土地A、B、Cについて、ご説明しました。
今回は、図のDとGについて、ご説明したいと思います。



駐車場の位置で大きく変わる配置計画


DとGは一見、形が同じなので違いがないように思えるかもしれません。
でも実際には、Dの場合、少しでも建物の日当たりをよくするために、下の図のように駐車場を南にもってきて建物を北側にもってきます。
Gも同じようにしたいところですが道路が北にあるため、北側に駐車場を配置し建物を南側に寄せることになります。
接する道路が北にあるのと東にあるのでは、配置計画が大きく変わってきます。


詳細区画図

Dの庭には日が当たるがGの庭は日影になる


隣地の計画を書き込もう


建物と駐車場また庭の位置を大まかに配置計画したら、検討中の土地だけでなく周りの土地についても同じように配置計画をして予測を立てましょう。

道路が南側にある場合はそこまで気にする必要はありませんが道路が東西や北側にある場合、近隣の状況によって日当たり等が変わってきますので、このような予測がとても大切になってきます。

Dの場合、建物に影がかかることはなさそうですが(平均的な2階建て住宅が建った場合)、A、B、Eの配置によっては敷地の南東角に建物が密集して日影になりやすく圧迫感も出てきそうです。
その場合敷地の南東角は、物置を置くなどして日影なりの活用を考えましょう。

Gの場合、南側の庭がほとんど日影になってしまう可能性がありす。
Dの建物が近いため、見た目的にも圧迫感を感じやすくなっています。
そのかわり南東方向は建物が近くになく目線も抜けて圧迫感が軽減できそうなので、建物を南東向きに建ててみるのもいいかもしれません。
下の図のGのようなL型の家はいかがでしょうか。
午前中は庭から建物まで日差しが射し込み、圧迫感を軽減する配置計画です。

ちなみにGのような土地は価格的にお得な土地になりやすいので、土地代を抑えることができると思います。
配置計画をしてみて、いい住まいづくりができそうならご検討の価値ありです。



建物がないときこそイメージしよう


土地を見に行ったとき、新しい分譲地ではまだ周りに家が一軒も建っていないことがあります。
そのような土地はとても開放的で実際以上によい条件のように感じてしまいがちですが、現実に家が周りに建ち始めると、思っていたより狭く感じたり日影になったりすることがあります。
そんな失敗をしないために、配置計画の予測はとても大切です。
まだ建物が建ち始めていない時こそしっかり配置計画の予測をして、まわりに家ができてきたときのイメージをしておきましょう。


次回:引き続き土地の形状について


次回も引き続き土地の形状について。
HとEについてご説明します。