土地選びのコツ 4/5
土地の形状について③


土地の形状について①と②では、下の図の土地A、B、CとD、Gについてご説明しました。
今回は、図のEとHについて、ご説明したいと思います。



旗竿の土地とは


EやHのように旗のような形をした土地を旗竿地といい、竿の部分を敷地延長部分(敷延部分)などと言います。実際に建物を建てられる広い部分を有効宅地部分といい、その面積を有効宅地面積といいます。


旗竿の土地の特徴


下の図をご覧ください。
駐車場の配置計画をしたときに車の旋回場所を設けてあります。
旗竿地の特徴として、通路の奥まで一度入ってしまってから敷地内で旋回スペースを考える必要が出てきます。そのため庭の計画には注意が必要です。

配置計画以外では、道路から離れたところに家を建てるため、道路の騒音を遠ざけることができたり、子供の急な飛び出しに対する安全性などのメリットがあります。

反面、敷延部分の雪かき負担や舗装の修繕費の負担、上下水道の工事費がかさむなどのデメリットもあります。

前回のGと同様土地代を抑えやすいので、価格的なメリットがあります。


意外と良好な日当たり条件


下の図のHをご覧いただくと、建物が北側いっぱいに計画できることがわかります。
それに対してEをご覧いただくと、車の旋回スペースのため建物を北側いっぱいに計画できていません。
その結果HとEの建物の距離が、意外と離れて計画されることになります。
このような場合、Hの敷地は思いのほか日当たりがよくなりそうなので、前向きに検討できそうです。
区画図をパッと見ただけではEとHに大差はなさそうですが、このように近隣まで含めた配置計画を立てると、その土地の良しあしが良くわかります。



次回:地盤などについて


今回で土地の形状についてのご案内は終わりです。
参考になりましたでしょうか?
次回は地盤の強度や、土地の造成工事などについてご説明いたします。